帯の端を30センチほど取ります。
(これを「て」と言います。)
「て」の付け根を脇腹につけて、
端を腹の前にもってきます。
帯の「て」の反対側を2回巻きます。
一巻きしたあと、「て」の下を通し、
二巻き目を巻きます。
二巻き目は、
「て」の上に持って来て、交差させます。
また、巻き終わった後、
「て」との交差部分から25センチほど取って、
内側に折り返します。
(これを「たれ」といいます。)
「たれ」を、「て」の下をくぐらせてから
上方向に引き出します。
「て」の部分を斜め上に折り返します。
このとき、
折り目をきれいにしておくと、
仕上がりがきれいです。
「たれ」を上から垂らします。
「たれ」を「て」の下から通し、
斜め上に出します。
これで結び目の形は整いました。
左に回して(時計周り)
結び目を後ろに持ってきます。
このとき、帯のお腹側の部分を
下げ気味にして(へそ下の位置)
お腹を下から支えるようにすると、
落ち着きます。
できあがり。
羽織を着ない場合(着流し)は、
これで完成!です。
いかがですか?きものを着るのはそんなに難しくなかったと思います。
男のきものは、数をこなすとさらに楽になりますよ!
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