袴のつけ方（結び切り）（その１）

その１　その２　その３　その４

「結び切り」は「一文字結び」や「十文字結び」と比べて、
比較的くだけた、普段使いの袴によく用いられる結び方と言われています。

*結び切りの結び方はこれだけでなく、色々なバリエーションが存在するようです。
*普通は、このような縞の袴には「結び切り」はあまりしないようですが、
　わかり易くするため、縞の袴を使って解説しております。

袴を横から見るとこのようになっています。
（前部分と後ろ部分に別れています）

袴に足を通し、袴の前部分を
帯の上辺に合わせます。

袴の前部分の位置をそのままにして、
紐を横に出して、持ちます。

そのまま紐を後ろにまわします。

後ろに回した紐を背中で交差させます。

紐を持った手を下にさげ、
帯の結び目上で紐を交差させます。

紐を前側（腹側）にまわします。（左右両方）

前に持って来た紐のうち、
右側をさらに巻き、
左側の脇腹の所まで持っていきます。
（左右逆でもかまいません）

右側から持って来た紐を、
左側の紐の上に乗せます。
この段階で、少しきつめに引っ張っておくと崩れにくくなります。