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浴衣のサイズ

夏と言えば浴衣!
着物はちょっと敷居が高いけど、浴衣なら・・・と言うことで、
浴衣からスタートするのもカシコイ方法です。

浴衣を買うには、お店でサイズを測ってもらってオーダーメイド
(これを「誂え(あつらえ)る」「仕立てる」と言います)と言うのが一番最強なのですが、
(一般的な着物に比べたら安価とは言え)それなりのお値段で、全く初めての方にとってはちょっと冒険。
まずはお店で気軽に買える既製品(「仕立て上がり」と言います)からスタートするのもオススメ。

とは言っても、浴衣にもサイズ色々。どれを選べばわからない!
という方に、「浴衣のサイズの選び方」をご紹介。

浴衣のサイズはS・M・L・LL

一般的にお店に売られている浴衣はおおよそS・M・L・LL・・・といったサイズ別になっています。
(3L、4Lと言ったサイズもありますが流通量が少ないです)
サイズ別と言っても洋服はMサイズだから浴衣もM・・・というのは×。
洋服と浴衣はサイズ体系が違うのです。

浴衣のサイズは「身長別」

大雑把に言うと、浴衣のサイズは着丈(長さ)を規準にして決められている、と考えましょう。
厳密に言うと「裄」や「幅」と言った長さも違うのですが、既製品の浴衣ですとそこまで考えなくても良いでしょう。
手が長いとか体が大きいと言う方は考慮する必要がありますが、そうなると「誂える」という手段になってしまいます。

タグに注目!

たいていの既製品の浴衣にはタグがついており、大きさの表示があります。
このサイズ表示注目するのは「丈(身丈)」。
一般的な基準は「自分の身長マイナス26〜28センチ」ですが、
細身の方は自分の身長マイナス29〜30センチ程度に見積もっても大丈夫でしょう。

自分にぴったりなのは身長マイナス何センチなのか、を覚えておくのをオススメ。

タグ
とある浴衣についていたタグ。
身丈は144センチ、適応身長173センチと書いてありますが
170センチの方でも大丈夫でした。

身長の高い方は大きいサイズを

ですので、身長の高い方は痩せている方でも大きいサイズを買いましょう。
サイズが大きいと、幅や裄などのほかのサイズも大きくなっていきますが、あまり心配する必要はありません。
(もともとそう言う物だ、と思って差し支えありません)

もともと現在売られている浴衣はもともと全体的に幅が大きく作られている物も多く、
大きすぎるから、とワンサイズ下を着てもダボっとしているのはあまり変わりません。
(なのに丈が足りないのでバランスが悪くなります)
●メーカーによって大きさは若干異なります。

浴衣は洗うと縮みます!

浴衣の大きさの基準は「身長マイナス26〜28センチ」と先ほど書きましたが、
「おや?少し長いような気が?」と思った方、鋭い!
着物の場合、身長マイナス24〜25センチであると一般的に言われていますが、
(既製品の)浴衣の場合に限っては26〜28センチなのです。

理由はカンタン。現在売られている既製品の浴衣の多くは「洗うと縮む」のです。それを見越しての大きさなのです。

着物の場合は湯通し・水通しと言って、作る前に水に入れて一度縮ませた状態で縫いますので
縮むことはあまり意識しなくても良いのです。
誂える浴衣の場合も一度縮ませます。(その場合のサイズ調整もお店の方が考慮してくれます)

既製品の浴衣でも高価格帯の物ですと一度縮ませてある(水通し・湯通し)物もありますので確認すると良いでしょう。
また、男物はまずありませんがポリエステル製の浴衣と言うものもあり、こちらは縮まない素材です。

以上、浴衣のサイズのお話でした。サイズが分かったら早速お店に言ってお気に入りな浴衣をGet!


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