きもののサイズを表すものとしては、
あちこちに様々な名称がついていますが、
特に重要なものとして、
裄、丈、幅があります。
図を見ていただければ
お分かりになられると思いますが、
裄(ゆき)というのは、
首の下の背中の中心から手の先までの長さ
(つまり、「手を水平に伸ばした時の長さ」
割る「2」にほぼ等しい)
丈(たけ)と言うのはその名の通り、
きものの縦の長さです。
幅というのは、図のように
前幅、後幅、おくみ幅と分かれますが、
普通は
全て足した物を言うことが多いようです。
(場合によっては、おくみ幅を入れないで、
「前幅」+「後幅」だけを指す事も
あるようです。)
実際にきものを仕立てる時は、
この他にもたくさんの場所を採寸しますが、
古着の場合、この裄、丈、幅の3つが解れば、
とりあえず着られるかどうかがわかります。
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