やっぱり、安くきものを手に入れたい!と思ったら、
古着ははずすことができません。
古着、というと、なんか汚いんじゃないか、とか、
そういう先入観をお持ちの方もおられるかもしれませんが、
必ずしもそうとは限りません。うま〜く選べば、激安で手に入れる事も可能です。
ただ、「古着」ということは、昔の人の物ですので、
現代人のサイズでは(おおむね170センチを超える方)物が無いかもしれません。
身長160センチを越えると激安な古着の入手は難しくなり、(値段が高くなる)
合うものは(いわゆる)リサイクル物が多くなります。
また、身長170センチを越えると古着/リサイクル物共に
入手は絶望的、と言わざるを得ません。
また、最近は和の物ブームからか、古着の値段が非常に高騰しており、
体格によっては(川越唐桟や化繊の着物などの)新品の着物の方が
逆に安価な場合があります。
さて、古着選びのコツ、ですが、一番必要な事項というと、やはり
裄、幅、丈
です。
お店によっては各サイズが書いてある事もありますが、
大抵の場合、なにも表示されてない事も多いので、
自分のサイズを把握しておきましょう。きものの場合はおおよそ、
センチ単位でなく、尺貫法で表示されていますので、
注意が必要です。
また、お店に行く際は、尺貫法
で書いてある「鯨尺」を持参した方がいいかもしれません。
あと気を付けなければならないことは、きものの状態(傷、よごれ、しみ等)です。
古着ですので、ある程度の物はしかたがありませんが、
あまり目立つ所にある物は避けた方が賢明です。
また、お店によっては、目立たないところにあるよごれで、値段がガクンと下がる事もあり、
そういう物をうまく手に入れれば、お買い得です。
また、古着は基本的に一品物なので、
これは!と思う物があったら、
後でいいや、と思わずに、
その場で決断しましょう。
また、物のよしあしはやはり経験が必要ですので、
近くに知っている方がいれば、ついていってもらうのがいいかもしれません。
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