男のきもの指南
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着た後は?

一日きものを着たら、その辺に放り投げたり、すぐに畳んだりしないで、
ハンガーかなにかにかけて、数時間〜1日程度風を通しておきましょう。

着物の畳み方はこちらへ

きものハンガー自体は500円〜2000円程度で買えますが、
かならずしも「きものハンガー」を用意する必要はありません。
ふつうの、太目の洋服用ハンガーでもかまいません。
(ただし、針金でできている細いハンガーは避けた方が無難です。)
できれば、着物用ハンガーの方がいいですが、
用意できなければ、フックと棒を利用して
きものハンガーを自作するのもいいかもしれません。
(自作するときは衿に当たる部分がおかしくならないように気をつけると良いでしょう。)

ハンガー使用時
↓きものハンガーはこんな感じです。
きものハンガー
着物をかけると、このように袖が真っ直ぐになり、
きものを傷めません。

自作ハンガー
洋服用ハンガー&フック&棒を利用した自作ハンガー。
頼りないように見えますが充分実用に耐えます。

風を通した後は綺麗に畳んで仕舞っておきましょう。
ハンガーにかけっぱなしだと、変な折り目がついたり、
表地と裏地のバランスが崩れてしまうことがあります(これを「袋になる」と言います)

また、しまう場所ですが、
よく、きものには桐タンス、というのをききますが、
きちんとした桐タンスはとっても高価ですので
とりあえずは洋服ダンスでもかまいません。

また、ホームセンターなどで売っている
紙製の衣裳ケースもいいと思います。

box1.jpg
「無印良品」で購入したダンボール製
組み立て式衣裳ケース。(800円前後です)

また、畳んでしまう時は、最低限「ウール」と「その他」に
しまう場所を分けてしまうといいと思います。
ウールは、虫がつきやすいので、
防虫剤(樟脳(しょうのう)等)を多めに入れておく事をお勧めします。

結構身近な所で

きもの用の防虫剤なんて見たことないぞ?
というあなた、近くのスーパーやホームセンターなどを見てみましょう。種類は少ないながらも売っています。

通常の状態では、絹物に虫がつく事はあまりありませんが、
保険として入れておくのもいいかもしれません。

洗いに関してはこちらへ

「洗い」についてはこちらをご覧ください。


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