袴には女性のスカートのような「行灯袴」と、
途中で又が別れている「馬乗り袴」
があります。
個人的には、足さばきが楽なのと、
見た目がやはりかっこいいということから、
馬乗りをお勧めします。
このように、馬乗り袴は 股が別れています。 |
ズボン状の野袴 |
また、ほかにも袴のバリエーションはいろいろあり、
なかでも、「野袴」(裁付(たっつけ)袴、等と呼ばれる事もあります)
は、裾が絞ってあり、足元だけ見ればまるでズボンのような袴です。
(逆に、腰の方はきちんと「袴」に見えます。)
この野袴の利点は、なんといってもその「動きやすさ」です。
大股で歩いたり、全速力で走ったりしても大丈夫!
また、現代(の、特に都市)で生活していると、
どうしても階段の昇り降りが避けられませんが、
野袴なら裾で階段の掃除をすることもありません。
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